

【楽譜】嚮明の舞 道饗の祭
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嚮明の舞 道饗の祭
Kyomei no Mai, Michiae no Matsuri
作曲:細木原豪紀
編成:大編成
グレード:5
吹奏楽という媒体は他の編成の真似をしやすいという特色がある。プロアマ問わず演奏会のプログラムには吹奏楽のオリジナル曲よりもオーケストラやビッグバンド、ロックバンドなどの編成からのアレンジ曲が並ぶことの方が多い。この実態には賛否両論あるようだが、この作品ではその特色を生かし、雅楽やポップス、ラテン音楽などを現代音楽の手法を用いて吹奏楽という媒体を通してクロスオーバーさせることを試みた。
題名の「嚮明」は夜明けという意である。また中国の古典、『易経』の「嚮明而治」という一節は元号の「明治」の名の元になった言葉であり、古の文化と新しい文化の混ざった明治時代と現代手法やポップスと雅楽の手法が混ざっているこの作品とのつながりから命名した。
一方、「道饗の祭」は律令制に京都の四隅で妖物などに食物を饗して京都に入るのを防いだ祭のことである。祭りの饗宴の様子を主に立体音響や視覚を用いて表現した。曲全体は笙の配管順から導いたただ1つの音列に支配され、セリー音楽のような手法で発展させている。また構成は唐楽系の舞楽(左舞)をベースとし、乱声や退吹といった雅楽特有の手法も使用している。
本楽曲はエレキベースやシンセサイザー、指定に無い打楽器や邦楽器などを自由に入れて構いません。またコンクールにおいても、規定の範囲内ならあらゆる楽譜変更を許諾します。可能な限りカオスで派手な宴になることを期待しています。
サンプルPDF
https://fornax.jp/KyomeinoMai.pdf
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